会津で田舎暮らし-その4 郷土料理「ちまき(ひし巻き)」を作ろう!

会津では、5月の節句になると郷土料理の「ちまき」(会津ではひし巻とも呼ぶ)を食べる風習があります。他にもちまきを食べる地域はあるかと思いますが、三角形にしていただくのが会津流!シンプルで素朴な味わいで、甘いきな粉でいただくのが美味です。
※新潟の郷土料理としても有名です。

材料はシンプル。笹の清々しい香り

ちまきの材料はとてもシンプル。笹の葉ともち米、それを縛るい草だけです。笹の葉は近所の笹林で採れた形の良いものを使います。笹には殺菌作用があり、暑い季節の保存食として重宝されてきました。軽く洗って水気を切っておきましょう。

い草は水につけて柔らかくしておきます。

もち米は洗って2時間ほど水につけておきます。その後ザルにあげ、水気を切っておきましょう。これで下準備は完了です。

意外と難しい…。ちまきの作り方

それでは、ちまきを作っていきましょう。ひとつのちまきに対して、もち米の量はだいたい大さじ2杯分。おちょこなどを使うと便利かもしれません。もち米は茹でると膨らむので、入れすぎないように注意しましょう。

笹の葉を丸めてそこのもち米を入れます。こぼれないように少し底を折り曲げながら丸めるのがコツ。お義母さんにひとつ見本を作っていただきましたが、早すぎて覚えられません…。縛り方は各家庭でいろいろあるみたいですし、こぼれなければOK♪ということで笑

詳しい作り方は、下記をご覧ください。喜多方市ホームページ↓
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/hoken/765.html

見よう見まねでなんとかひとつ作ってみました。ちょっと形がいびつですき間がありますが、茹でたら膨らむので多少ゆるく結んでも大丈夫です。できあがったちまきは4〜5個をひとまとめにして結んでおきます。

茹であがったら、きな粉でいただきましょう

結んだちまきをたっぷりのお湯で20分ほどゆでます。

茹で上がったら風通しの良いところで冷ましましょう。これで完成です。

笹の清々しい香りが食欲をそそります。きな粉にきな粉と同量の砂糖、少しの塩を入れていただきましょう。もちもち食感の素朴な味わいです。2〜3週間は日持ちすると言われています。

道の駅「あいづ湯川・会津坂下」で買えるかも

不定期ですが、道の駅「あいづ湯川・会津坂下」で購入することができます。5月の節句のお菓子なので、ゴールデンウィークに行けば買える?かも。