大阪から福島(会津)へのアクセス方法を徹底比較
関西に住んでいる方にとって、福島県はちょっと馴染みのない場所だと思います。東北すら行ったことがない方も多いのではないのでしょうか。
福島には歴史、食べ物、景色、どれも素晴らしいものがあり、2020年には東京オリンピックの野球・ソフトボール競技が福島市で行われます。
いざ、関西から福島に行こう!!と思い立っても、どの交通手段がベストなのか迷う方も多いはず。今回は、元大阪在住の筆者が、関西(大阪)から福島(会津)までの交通手段を飛行機・新幹線・深夜バス・車の4つで比較してみました。
そもそも福島・会津はどこ?
そもそも福島・会津がどこにあるのかご存知ですか?恥ずかしながら、私はなんとなく東北の下の方くらいとしか認識していませんでした。。。
福島・会津若松はここです。「山形・宮城」の南、「新潟」の東、「栃木・茨城」の北です。こうしてみると、会津は内陸の方、新潟に近いというのがわかります。この新潟の近くというのがちょっとポイントとなってきます。それでは交通手段を比較してみましょう。
①飛行機(伊丹ー福島空港ルート)
大阪ー福島間は最速!! 早めの予約でお得に
飛行機で福島に行く場合、伊丹空港から福島空港に向かうルートがあります。この福島空港は、チャーター便などを除けば、伊丹空港か新千歳空港、2つの空港の発着のみ。せっかく福島への直行便があるので、関西にお住まいの方はこれを使わない手はありません。
飛行機を使う最大のメリットは、フライト時間の短さです。その時間なんと1時間!! 空港までのアクセスや、搭乗手続きの煩わしさはありますが、それでもこの短さは魅力的です。
では大阪から会津まで、どのくらいの時間と費用がかかるのか見てみましょう。
大阪駅を午前9時に出発したとして、会津若松駅に到着するのは午後2時20分となります。どうでしょう?「思ったよりは早い」という感じではないでしょうか?バスでの移動が多いものの、やはりフライト時間が約1時間というのが大きいですね。
※フライトやバスの時間は時期により変動する場合があります。
次に料金です。トータルで大人片道20,000円前後、まぁこんなもんかといった感じでしょうか。合計料金に5,000円程度の幅があるのは、日程や予約時期による変動分です。
伊丹空港からは基本的にANA(IBEXとのコードシェア便含む)のみで、今回は旅割(2018年10月28日からANA SUPER VALUE(スーパーバリュー)に名称変更)を適用しています。通常運賃ですと片道30,000円以上の航空券になりますので、少なくとも割引が適用になる21日前までに予約することが前提です。一番割引率の高い旅割75なんかだと、片道12,000円くらいの航空券もあります。
格安航空券でもっとお得に!片道6,000円の便も!
飛行機を利用することのメリットのひとつに、格安航空券を使えることがあります。某航空券比較サイトで検索してみると、片道6,000円、往復12,000円なんて航空券が普通に売っています。大阪ー東京間の片道新幹線代よりも安い金額で福島を往復できるなんですごい時代ですよね。
詳しくはこちらの記事に書いています↓↓
アクセスはあまり良くない
もちろんデメリットもあります。
まずは空港へのアクセスの悪さ。伊丹空港へ行くのも面倒ですが、特に福島空港は電車が通っておらず、公共の交通機関はバスのみ。福島の交通の要である郡山駅まで高速バスで40分移動することになります。空港での搭乗手続きもちょっと煩わしいですよね。
また、飛行機の本数も1日4本程度とそんなに多く就航していません。新幹線に比べて時間の融通は利かないと思っていいでしょう。
以上が大阪から福島・会津への、飛行機(伊丹ー福島空港)を使ったルートの紹介です。以下、実際に飛行機で大阪から会津へ向かったときの記事になりますので参考にしてください。
- 総移動時間は最速(おそらく)
- 早期割引や格安航空券を使えば新幹線よりもお得!
- マイルが貯まる
- 乗り換えが多い
- 空港へのアクセスが悪い
- 便の数が少なく、時間の融通が利かない