手ぶらでOK!裏磐梯の桧原湖で快適なワカサギ釣り体験
ワカサギシーズン到来!11月1日からワカサギ釣りが解禁され、東北を代表するワカサギ釣りの名所・会津裏磐梯の桧原湖では釣り人たちで賑わいます。1月中旬にもなると湖が凍り、氷上で釣りをするという非日常な体験をすることができ、手ぶらで快適にできるアクティビティとして人気が急上昇中!女性やお子様連れでも安心して楽しむことができますよ。
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五色沼のひとつ、桧原湖へ。東京からは約3時間30分
今回の釣りの舞台は五色沼群の中でも一番大きな湖の桧原湖。裏磐梯を代表する湖で、東京からは車で約3時間30分かかります。桧原湖は裏磐梯の北塩原村というところにあり、とても雪深い地域ですのでスノータイヤはもちろん必須。道中は幻想的な雪景色が広がります。
目的地の北塩原村桧原地区へ到着。住民の方々がちょうど雪下ろしをしていました。とても素朴な、昔ながらの集落です。
廃校を活用した施設「めだかのがっこ」で受付
今回は廃校を改装して新たに生まれ変わった「めだかのがっこ」の中にある「やまぐっち」というところで釣りの予約をしました。
中に入ると学校の面影が残っています。ご夫婦で切り盛りされていて、奥様が食堂、旦那様がワカサギ釣り舟屋を経営されていて、こちらで受付を済ませてから釣りへでかけましょう。
やまぐっちではいろんなプランを用意しています。今回、私達が予約したのは「ちょい釣りコース」と呼ばれるプラン。ドームの中で3時間釣りが楽しめ、竿のレンタルや餌がついて4,300円。プラス遊漁料が700円なので全部で5,000円(1人・税込)です。手ぶらでワカサギ釣りを楽しむことができます。
他にも素泊まりや貸し切りのプランもあり、温かい手作り弁当(800円〜)を予約することもできます。詳しくは「やまぐっち」HP:http://yamagucchi.com/まで。
迫力満点!釣り場まではスノーモービルで移動!
受付を済ませたら早速釣り場へ。集落から湖の中まではスノーモービルにつけられた台車に乗って移動します。凍った湖の上を駆け抜けていく爽快感は非日常感満載!雪に覆われていますがここはもう湖の上ですよ。
間もなく、湖の上に並ぶカラフルなテントがたくさん見えてきました。桧原湖の冬の風物詩とも言える光景で、この中でみなさんが釣りを楽しんでいます。
今回、私達がワカサギ釣りをするのはこちらのドームです。ドームの下には穴が開けられていて、この中で他の釣り人たちと一緒に釣りを楽しみます。
暖かく、快適なドーム内。釣り方も指導してくれる
ドーム内はこんな感じ。靴を脱いで入ります。暖房がしっかり効いていて、とても暖かく快適!ワカサギ釣りといえば、氷に穴を開けて、寒空の中で凍えながら釣りをするというイメージがありましたが、本当に家の中にいながら釣りをしている感じです。
餌の付け方や釣り方は、スタッフの方が丁寧に教えてくれます。最初だけ、スタッフが餌をつけてくれるのですが、次からは自分でつけなければなりません。餌は小さな芋虫のような、ニョロニョロと動くやつなので、苦手な方は他の人に助けてもらいましょう。
繊細な“アタリ”を見極めよう!
餌をつけ、釣り方を教わったところでいよいよスタート。竿は手のひらサイズの小さなものです。まずは糸を垂らし、餌が底についたところでロックします。その後、ゆらゆらと揺らしては止め、揺らしては止め、を繰り返し、ワカサギの“アタリ”を待ちます。
アタリはとても繊細なので、見逃さないように注意!ツンツンと竿先をつつくような感触を感じたら、すかさず竿をあげて合わせましょう。
1投目で早速アタリが!すかさず合わせ、糸を巻き上げるとかわいいワカサギが釣れました。標準よりも少し小さめのサイズです。落ちないように針から外し、キープします。
これを機に周りでも釣れ始め、みんな夢中になって釣りを楽しんでいます。途中、スタッフの方からいろいろとアドバイスをいただきながら釣果を重ねていきます。そうこうしているうちにあっという間に3時間のタイムアップ。長すぎず短すぎず、ちょうど良い時間です。
釣ったワカサギは無料で天ぷらに。絶品の山塩ラーメンも。
釣りを終えて「めだかのがっこ」に戻ります。釣ったワカサギは、その場で天ぷらにしてくれます。なんと無料!サクサクの衣に、ワカサギの甘みとほろ苦さが絶妙で、何個でも食べれちゃいます。自分たちで釣り上げた魚を食べるのはまた格別です。
もちろん、こちらの食堂ではご飯もいただけます。裏磐梯名物の温泉から採れた山塩を使った「山塩ラーメン(700円)」で冷えた体を温めます。
…えっ!?めちゃくちゃうまい!何この旨さ!一緒に来た友人たちもびっくりしていました。これ、都会で出したら絶対行列レベルの美味しさです。お越しの際はぜひ一度食べてみてください。他にもソースカツ丼や定食をいただくことができます。
冷えた体は温泉で温めよう
釣りをしている最中は暖かいとはいえ、移動中はやっぱり体が冷えます。そんな時は、めだかのがっこのすぐ横の「桧原ふれあい温泉・湖望」で体を温めましょう。
浴槽が一つだけの小さな温泉ですが、桧原湖を一望できる好立地。源泉かけ流しで、疲れた体を癒やしてくれます。
【料金】400円(子供200円)※村民は半額
【営業時間】〈4月~10月〉10:30~20:00、最終受付19:30
〈11月~3月〉10:30~17:00、最終受付16:30
【定休日】木曜日
【電話】0241-34-2004
桧原湖「めだかのがっこ(やまぐっち)」へのアクセス
東京からは車で約3時間30分。昼からのちょい釣りコース(12時〜15時)であれば、十分日帰りは可能です。宿泊施設もあるので、朝(6時30分)からたっぷり楽しむこともできます。
桧原湖でのワカサギ釣りは3月下旬まで。めだかのがっこ(やまぐっち)以外にもいろんな釣り船屋があるので比較・検討してみてください。
【住所】〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村桧原字道前原1131-54
【営業時間】やまぐっち:6:30〜15:00、めだかのがっこ:11:00〜16:00
【電話】090-7565-5396
【ホームページ】http://yamagucchi.com/
※料金・定休日等、詳しくはHPをご確認ください。