日本酒「令和」を早速飲んでみました!福島県会津・豊国酒造

4月1日、新元号「令和」が公表されましたね。世間ではいろいろと盛り上がりを見せ、令和にあやかった商品などが次々と発表されています。
そんな中、福島県・会津坂下町にある豊国酒造さんでは「令和」を銘柄にした日本酒を限定販売。ニュースでも取り上げられ、一躍有名になった「令和」をひょんなことから入手することができたので、早速飲んでみました!

会津産のお米を使った純米吟醸の生原酒

豊国酒造さんは、会津の中でも米どころとして知られている会津坂下町にあります。1862年創業。手作りの酒造りにこだわっていて、全国新酒鑑評会において9年連続で金賞を受賞しています。「豊國」や「豊久仁」、「學十郎」などの名酒を数多く醸している蔵元です。

今回発売された「令和」は、そんな会津産のお米「五百万石」を使ったお酒で、2019年3月に搾ったばかりの純米吟醸の生原酒。ラベルも金色でおめでたい感じがします。

ではいただいてみましょう。生原酒なだけあって、とても香りが高い!一口飲むと梨やメロンのような、フルーティーな香りが口の中に広がります。味はやや辛口といったところでしょうか。女性でも飲みやすい爽やかな後口で、どんな料理にも合いそうですね。要冷蔵の生原酒ですので、香りや風味を楽しめる冷で飲むのが良いでしょう。

おめでたい席にオススメ

普段使いで飲むのももちろん良いと思いますが、新元号公表で盛り上がりを見せている今、お祝いの席などに持っていくと良いでしょう。

4月は新しい出会いの季節。新社会人や栄転、春の叙勲にお花見などなど、これからいろんなイベントが行われますので、そういった席に1本、日本酒「令和」があるととても喜ばれると思います。

私の場合は、米農家にとって1年の最初の仕事「種まき」が4月中旬に控えています。その時期になると親戚一同が農作業を手伝いに来る一大イベントですので、その際にみんなに振る舞おうと思います(フライングしてしまいましたが…)

限定300本。予約はお早めに

今回購入した「令和」は、いわゆる四合瓶(720ml)と呼ばれるサイズのもの。限定販売の商品で、一升瓶(3,200円)が100本、四合瓶(1,750円・いずれも税抜)が200本と、数はとても少ないです。私は偶然、地元の酒屋で見つけましたがすぐに無くなることが予想されます。

5月上旬まで予約を受け付けているそうですが、おそらくそれよりも早く無くなってしまうでしょう。電話で予約を受け付けていますが、店頭でも販売していますので、これから桜の開花を迎える福島・会津を観光がてら訪れてみてください。

〈豊国酒造 予約電話番号 0242-83-2521

東日本大震災で被害を受けた豊国酒造。復興の願いが込められた「令和」をこの機会に飲んでみてはいかがでしょうか。

【追記】2019年4月11日
豊国酒造「令和」の最初の300本はすでに売り切れたみたいですが、追加発売したそうなのでまだ数が残っていると思います!予約はお早めに。

●豊国酒造合資会社

【住所】福島県河沼郡会津坂下町字市中一番甲3554
【電話(予約受付)】0242-83-2521
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】日曜日・祝日
【ホームページ】http://aizu-toyokuni.com/
※福島県石川郡古殿町にある同名の会社「豊国酒造合資会社」とは別の酒蔵になりますのでご注意ください。