会津の道の駅(1) 絶好の只見線撮影ポイント「尾瀬街道みしま宿」

会津には全部で15箇所の道の駅があり、どれも地域の特長があらわれた面白い駅ばかりです。車で会津を観光する際の休憩地として、また、お土産選びの場所としてとても重宝する道の駅。そんな魅力あふれる会津の道の駅を紹介する本コーナー第一弾として、三島町にある「尾瀬街道みしま宿」に行ってきました。

奥会津の玄関口・三島町

会津若松市街地から車で約40分。奥会津・三島町の玄関口に道の駅「尾瀬街道みしま宿」があります。奥会津の主要ルートである国道252号線沿いにあり、奥会津への観光客の一休みポイントとなっています。

駅の中は地元で採れた野菜や加工食品、工芸品などが販売されています。

会津桐の名産地

2階へ上がると、三島町の名産品である桐を使った家具の展示・販売コーナーがあります。三島町では良質な桐が育ち、女の子が生まれると嫁ぐ日のために桐を植えるという伝統があるほど、三島町と桐には深いつながりがあります。

桐製品からは職人の技術の高さが伺うことができます。ひとつ、引き出しを閉めると、触ってもいないのに別の引き出しがひょっこり。あまりの気密性の高さからこういったことが起こるようで、0コンマ何mmレベルの高い技術力が求められます。

※桐製品に触る際は、備え付けの手袋を使用してください。後で気づきました、ごめんなさい。

 

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そんな三島の桐を使ったソフトクリームがこちら。なんと桐の炭を練り込んだ桐炭ソフトクリーム(330円)です。真っ黒!味はチョコレートなのでご安心を。

第一只見川橋梁の絶好の撮影ポイント

会津へ行ったことがない方でも、この写真は見たことがあるのではないでしょうか。只見川に架かる橋の上をローカル電車が通る様子は、ポスターやパンフレットの表紙によくなっています。道の駅「尾瀬街道みしま宿」には絶好の撮影ポイントがあり、撮り鉄でなくともぜひ見ておきたい風景です。

道の駅のすぐそば、国道252号線をトンネルの方へ向かっていきます。ビューポイントは3箇所あります。

道の駅から100mくらい歩くとビューポイントへの入り口があります。

階段を登ってすぐのところに最初のBポイントがあります。もっと険しいところを行くかと思っていたのですが、あっと言う間でした。

Bポイントから見た景色。お〜〜よく見るやつです。日本の原風景のような景色を流れる只見川にかかるアーチ状の鉄橋がとても見事です。

ご丁寧に時刻表まで備え付けられています。本数は多くないので、来られる際はこちらの時刻を参考にしてください。(2018年4月1日時点)

もう少し登っていくと、Cポイントがあります。Bポイントよりもちょっと高くなったかなという感じです。

さらに登っていくと、最後の撮影ポイントDポイントです。ここで撮影される方が一番多いようですね。たしかに余計な障害物がなく、より高い位置から撮影できるので水面への映り込みがよりはっきりわかります。

結構な急階段で、雨や雪の日は滑りやすくなっているので歩きやすい格好で来るとよいでしょう。

忘れてしまった方は、道の駅で長靴を無料で貸し出しています。これは嬉しいサービスですね。

道の駅「尾瀬街道みしま宿」へのアクセス

会津若松方面からですと、国道49号線を通って西へ向かい、国道252号線と交わる交差点(セブンイレブンが左手に見えます)を左に曲がって約20分ほど走ると右手に見えてきます。

【住所】〒969-7515 福島県大沼郡三島町川井天屋原610

【TEL】0241-48-5677

【営業時間】8:00~18:00(物販) 10:00~16:00(お食事)

【定休日】1月1日〜3日